結婚に伴う資産形成方法について

結婚して貯蓄をしていかなくてはね、という話に夫婦で話し合った結果なりました。せっかくなので投資も含めた資産運用・形成をしたいと考えていますが、投資は初心者ですし、毎月いくら貯めたらいいのかも夫婦ともに分かっていません。そのため、どんな商品をどのくらいの金額で行えばいいのかを相談したいです。

ご相談内容のポイント

ご相談者様の概要

ご相談者様 男性(27歳)
家族構成 妻(27歳)
生命保険料 20,000円/月(夫婦合計)
投資経験 なし

EverSideに相談してみた!

 

専属FP

投資、資産形成に関して知りたいということなのですが、なぜ銀行預金だけでなく、投資もしていきたいと思ったのかについてお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

男性(27歳)

はい。世の中では物価がどんどん上がっていますし、老後の年金不安もよく耳にします。

加えて私たち夫婦は子供も望んでいるので、教育費をしっかり準備しておきたいと考えると、預貯金だけではなかなか難しいのではないか、と考えたためです。

 

専属FP

なるほど。お子様のことや、遠い未来の老後のことまで見据えて考えていらっしゃるところが素晴らしいですね。

確かに、年金や医療費、介護などの社会保障不安は、若い世代であればあるほど、大きく感じるかも知れませんね。ご夫婦ともに投資はしたことがない、ということで合っていますか?

 

男性(27歳)

はい。そうです。わたしも妻も、銀行預金、定期預金しかしたことがありません。

 

専属FP

貯蓄はしたことがあるけれど、投資は初めてなのですね。分かりました。

ちなみに、投資と投機の違いは分かりますか?

 

男性(27歳)

なんとなくは分かる気がします。

投資は健全な資産形成、投機は賭け事に近いもの、というイメージです。

 

専属FP

おっしゃる通りです。

今回のご依頼は投機ではなくて投資をしたい、ということで合っていますでしょうか?

 

男性(27歳)

はい。合っています。

教育費や老後資金、住宅購入の頭金を貯めることが目的なので、一攫千金か全部失うか、のようなリスクの高いものは求めていません。

 

専属FP

資金の目的がそのような形ですと、おっしゃる通り、投資を考えたほうが良さそうですね。

投資は「長期」「分散」「積み立て」が原則なのですが、これらについては聞いたことがありますか?

 

男性(27歳)

はい。本で読んだことくらいはあります。

ただ、長期って言われてもどのくらいの長さがいいのか、分散はどの程度分散するのか、積み立てはいくらずつするのが良いのか、という具体的なところまでは踏み込めていません。

 

専属FP

そうですよね。確かに本で知識は学べますが、「では自分の場合はどうすればいいの?」という点に関してはやはりマンツーマンでセッションしていかないと難しい部分なのです。

なぜなら、置かれた状況や、投資に対するリスク許容度、価値観などは十人十色だからです。

 

男性(27歳)

なるほど。人それぞれ特徴があるから、誰にでも当てはまる、決まった正解はないということなのですね。

でも、そうしたらどのようにして「私たち夫婦の正解」を見つけていったらよいのですか?

 

専属FP

はい。そこで推奨しているのがまずライフプランニングを行う、ということです。

ライフプランという単語は聞いたことがありますか?

 

男性(27歳)

言葉だけは知っています。

ただ、それが何なのかうまく説明ができません。

 

専属FP

はい。ありがとうございます。言葉だけが出回っていますが、その意味については、なかなか分かりづらいですよね。

ライフプランニングとは、今後の人生で起こり得るライフイベント(結婚や出産、住宅購入など人生の一大イベント)を年表にして、それに対して必要な資金を見積もり、表やグラフで何年後にいくらお金がかかって、どのくらい過不足がありそうなのかをシミュレーションする手法なのです。

 

男性(27歳)

なるほど。これを作れば、漠然とした不安から、具体的にこのくらい足らない、という現状把握ができるようになるのですね。

 

専属FP

そうなのです。過不足が分かるので、例えば十分に将来資金が足りる見込みなのであれば、あえてリスクをとって運用する必要はないのです。

不足があるなら、どのくらい足らないかが分かるので、どんなリスクをとってどのくらいお金を殖やす必要があるのかが良く分かるのです。

 

男性(27歳)

なるほど。ではわたしはまずライフプランをしてみて、その結果を見た上で投資戦略を練ったほうが良いのですね?

 

専属FP

そうなんです。急がば回れという感じになりますが、結果的にそれが一番早いです。

多くの方が現状把握と理想とのギャップを認識しないまま、なんとなく投資を始めてしまうのですが、これは目的地が決まってないのに旅行に出かけてしまうようなものなのです。

仮に東京からアメリカまで行かなくてはならないのに、行き先を確認せずに新幹線に乗ってしまったら、全然目的地は近づきませんよね?

 

男性(27歳)

確かに私たちは現状把握やゴール地点を決めていない段階で「手法」から先に決めようとしていましたね。危ないところでした。

 

専属FP

走り出す前にそのことに気付けて本当に良かったと思います。

まずは現状分析をしてみましょう。その上で、おっしゃっていた教育費や老後資金、住宅購入資金を貯めるのに適した商品が最終的にご案内できればと思っております。

 

男性(27歳)

よろしくお願いします。

こういったライフプランシミュレーションをせずに、投資をなんとなく勢いで始めなくて本当に良かったです。分析に基づいた、最適解をご提案いただけるのは大変心強いです。

今回の事例まとめ

資産形成方法を総合的に見直したことで、将来の資産残高見込みが大幅に改善できた。余剰資金が出てくることによって、漠然とした将来不安を解消できた。

BEFORE

世帯主80歳時点金融資産残高見込み 約-1000万円
生命保険料 約20,000円/月(掛け捨て。世帯で)
証券投資 0円/月
住宅購入計画 居住用のみ

AFTER

世帯主80歳時点金融資産残高見込み 約3000万円(4000万円アップ!)
生命保険料 約50,000円/月(貯蓄型メイン。世帯で)(掛け捨て保険料削減!)
証券投資 約50,000円/月(目的別の設計。リスク大中小に分けた分散投資!)
住宅購入計画 居住用と投資用(収益不動産も持って資産形成!)

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